目をさますと、あたしは、知らない部屋のベッドで、寝かされていた。 「ここは…?」 「休憩室よ。本当に大丈夫?頭とか、打ってない?」 「多分…。あの時、誰か、かばってくれた…と、思うんで…。」 あたしは、ぼーっとした頭でそういった。