*アイドル様とモデルちゃん*

瑠樹君は余裕な表情で、そんなことを言って

あたしの隣に戻ってきた。


「紫音、とりあえず乾杯するって、マネージャーが。」

「え、でも、瑠樹君お酒飲んだら…。」

「部屋はとってあるからへーきだっての。」


心配すんな、と瑠樹君はあたしに言った。


「…お前は飲めねーけどな。」

「あ、あたしはまだ18だもん。」