*アイドル様とモデルちゃん*

信号で待っている時も

ついつい横目で、瑠樹君のことを見てしまう。


「紫音。」

「な、何っ…んんっ…。」

「俺のこと、見すぎ。」


そう言って、いたずらっぽく笑った顔も

またあたしの顔を赤くさせた。