*アイドル様とモデルちゃん*

「あーっと。今日は、もう1人、このステージに呼びたい奴がいる。…紫音!」

俺がぱちん、と指を鳴らすと

会場のライトは消えて、紫音の姿が照らされた。


「…おかえり!」

「っ…!ただいまっ…!」


ライトに照らされた紫音の目には

涙がたまっていた。


[瑠樹side.end]