「んーじゃあ、リハ入りしますか!」

「「おう!」」


いつまでもうかうかしてられない。

紫音には、最高のステージを見て欲しい。


初めて見せた、あの時よりも

もっともっと、最高のものを。


朝もきいた紫音の声が、もうすでにききたくなって

俺は結構重病なのかもしれないと思った。


[瑠樹side.end]