姿は小さくて可愛い紫音のままなのに 中身はどんどん大人に近づいてきていて まっすぐ凜とした笑顔が、頭から離れない。 「…俺のほーが手放せねーわ。」 あいつは、俺が離れていきそうで不安だ、というけれど それは俺も同じ。