*アイドル様とモデルちゃん*

瑠樹君の苦笑を背に、あたしは小走りで露天風呂を探した。


「すごーーーいっっ。」

「…そんなにか?」

「わっ!瑠樹君っ。」

「んなに驚くなよ。」


後ろからぎゅっと抱きしめられると

思わず変な声が出そうになった。