*アイドル様とモデルちゃん*

「では、ごゆっくり。後で、お食事お持ちいたします。」

「おう、頼んだ。」


瑠樹君はいつもと変わりないけれど

あたしは、いつもと全然違う状況に戸惑ってばっかりだった。

…こんな広い部屋に泊まったの、初めてかも…。


「…気に入った?」

「す、すごくっ。」

「よかった。…部屋に露天風呂ついてっから、好きな時に入っていーぞ。」

「ろ、露天風呂っ!?見てきていいっ?」

「行ってらっしゃい。」