*アイドル様とモデルちゃん*

「そーゆーことなんで。…紫音っ。」

「えっ…?んんっ…。」

「…ちゅっ。会見は、これで終わりってことで。」


瑠樹君はあたしの手を引いて

あたしが撮影をしていた建物の方へ歩いていく。


「ちょ、る、瑠樹君っ…?」

「とりあえずどっか建物入るぞ。あいつらしつこいから。」