*アイドル様とモデルちゃん*

「…紫音には、危ない目に合わせたくないから。」

「…うん。ありがと。」


あたしはこくんっと頷いた。


「っと、わり、着替えるよな。俺、マネージャーから服もらってくるわ。」

「あ、あたし行くよ?」

「お前はまだゆっくりしてろって。疲れてんだろ。」


瑠樹君はそういって、部屋を出ていった。