*アイドル様とモデルちゃん*

「…隣にいて。」

「…紫音…?」

「瑠樹君がいると、安心、するから。」


あたしは、瑠樹君の手を握って

目を閉じた。


瑠樹君がいつもよりずっと控えめに

ふとんの中に入ってきたのがわかった。