[瑠樹side]

「あーー、やべぇ。」

紫音のあまりの無防備さに

理性をもっていかれそうだった。


「無防備すぎだろ、まじで。反則だって。」

俺が、同じ部屋にしてほしいって言ったものの

このまま夜を迎えるのが心配だ。

…主に、俺が。