紫音をおくってから

俺は、家に帰らずに、事務所に戻った。


「ふーん…、東雲学院、か…。」


慎吾と煇は、もうすでに帰っていて

事務所にいるのは俺だけ。


「結構近くなんだな…。」

ネットを開いて

紫音についての情報を集めていた。