*アイドル様とモデルちゃん*

「…はしゃいでたもんなー。きっと、疲れたんだろ…。」

俺は、起こすのも悪いよーな気がして

一旦車の外に出て

紫音を抱きかかえて下ろした。


「ほんっとよく寝てんな、こいつ。」


俺の理性が

そろそろぐらつきそうだった。