「そんなに銀テ抱えて。そんなに嬉しかったのか?」

「当たり前ですっ。しかも、あんなにいい席…。ものすごく嬉しかったです。」

「…そっか。よかった。」


瑠樹君は、にこっと笑って

あたしの頭をぽんぽん、とした。


「…ここ、俺んち。」

「わっ…。おっきい…。」