*アイドル様とモデルちゃん*

「…ありがとうっございますっ…///」

今にも泣きそうなのか

紫音の声は途切れ途切れだった。


その姿があまりにも可愛く見えて

俺は、今にも抱きしめそうになった。


「…コンサート終わったら、車んとこで待ってて。」


俺は、耳元でそう言ってから

紫音をステージからおろした。


[瑠樹side.end]