ハジマリはバレンタイン

「コート、預かろうか?」


「ううん、大丈夫。」


雅喜、なんか変。
どこか焦ってる感じ。


「暑くない?大丈夫?」


「大丈夫だよ、雅喜、どうしたの?」


ちょっと心配になって、雅喜の腕を掴む。



「いや、、、。」


二人で座ると、雅喜が片手で口元を覆った。


「ごめん、俺、緊張してる。奈津美が俺の部屋にいるって、嬉しい。」


照れてる雅喜を見て、こっちが照れてきた。