ハジマリはバレンタイン

「でも、奈津美がそんなことするなんて、やっぱり恋だね。」


「へ?」


「前私言ったじゃん、恋するって、変わることだって。奈津美は、変わったよ、もちろんいい意味で。」


「そう、、、なのかな?」


「絶対そうだよ、奈津美見てると私もちゃんと恋したいって思う!松村先輩と付き合う!落としてやるうう!!!」


確かに、話したこともない人にいきなり思ってることぶつけるなんて、今まで絶対にしないことだった。


私、変われたのかな、成長した?


だと嬉しいな。


もっと変わりたい、新しい自分に出会いたい。


そう思えるのも、全部雅喜のおかげなんだと思うと、それをすぐ伝えたくなってウズウズしてきた。


そしてその自分に気づく。

あ、ほら、やっぱり変わった。