「それで、逃げて帰ってきちゃったの?」


あれから5日経って、麻里奈の家で全部話した。


「うん。」


「キスされて、嫌だった?」


「ううん、そうじゃない。」


「飯岡雅喜のこと、嫌いになった?」


「、、、。好き、、だと思う。」


「そ、じゃあもう答え出てるじゃん。」


麻里菜が満足そうに微笑んでいた。