「やだっ!!」
気づくと、両手で思いっきり雅喜の体を押しのけていた。
「なんで、、、。私で遊ばないで、、何とも思ってないくせに、からかわないで!!」
涙ぐんできた。
エレベーターが開くのと同時に一度も振り返らずに走って逃げていた。
キスが嫌だったわけじゃない、傷つくのが嫌だっただけ。
これ以上近づいたら、好きになる。
これ以上弄ばないでほしかった。
でも、そう思ってる時点で、私は雅喜のこと、好きなのかな。
もう、後戻りできない?
どうすればいいの?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…