「わ!!ありがとう!」


「奈津美、、、。大丈夫??」


「え、大丈夫だよ、そんなに落ち込んでない、サインもらえたし!」


「そうじゃない、顔。」


「へ?」


「顔、真っ赤よ?」


ウソ、、、?


慌てて両手を頬に当てたけど、確かにちょっと熱かった。


エレベーターの中、暑かったからかな…


ホントにそう思ったんじゃない、そう、言い聞かせただけ。


胸が、ドキドキしていた。