するとテレビが消えて、それから気づいたらふわっと後ろから抱き締められていた。


そのままくるりと体の向きを変えられて、見下されたように見つめられた。


「何しに来たのって、何して欲しいの?」


「そ、そんなつもりじゃ、、」


「言ってみ、叶えてやるよ。」


「…んん」

ちっと強引で、甘くて熱くて、でも優しいキス。

ふっと力が抜けそうになって雅喜の体に腕を回して引っ張った。


「何、力抜けちゃった?それじゃこれからもたないよ。」


見下す顔が、かっこよすぎるよ