優しい彼女は女総長!?

お母さんが駆け寄ってきてくれて、安心する。


母「落ち着いて。ゆっくり呼吸して。」


 『男の人っ!ハァハァハァ』


母「よく見てご覧なさい、優菜のお兄ちゃん達
でしょ?ほら、怖くない。」


 『怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。』


呼吸が一気に苦しくなる。


慎「過呼吸だ。優菜、ゆっくり深呼吸して、
  大丈夫だから。」


 『ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ』


もうこのまま死ぬのかな?


でも、これ以上苦しむのは嫌だから、
このまま死んでしまいたい。


龍「優菜、ゴメン。」


そう言い、龍にぃが私にキスをする。


 『嫌っンッやめてンッ。』


龍にぃを叩く。


 『離して!私は生きていちゃいけない人間
  なの!』


龍「そんなことない!優菜は俺の大切なたった
  1人の妹なんだ。優菜が死んだら俺は
  悲しい。」


瞬「俺も。」