家まで飛ばして帰り、愛を抱きしめる。


すると、愛は安心したのか、泣き始めた。


子供たちの前では一切涙を見せない愛。


 『お前らは、蝶龍か。』


蓮「はい。そして、俺が総長です。」


 『お前は健人(ケント)の息子か…。』


蓮「親父を知ってるんですか?」


 『あぁ、同じ学校だった。』


蓮「そうなんですか…。」


 『そんなことより、優菜に何があった?』


旭「ここからは俺が話します。」


旭がそう言い、何が起きたのか話し始めた。


するとだんだん憤りを感じ、
いつの間にか殺気を出していた。


瞬「親父、殺気。」


 『あっ、わりぃ。』


瞬に言われて殺気を出していたことに気付き
急いで殺気をしまった。