〜涼side〜


俺の名前は太田 涼。


優菜の一番上の兄貴の前の代の副総長だ。


優菜、まだ、暗闇にいるのか?


優菜、あの事件はお前のせいじゃない。


食事をまともに取ってないのは知っていたが、
どんどん痩せていってるのを見てるのは
辛いんだよ。


頑張って食事くらい摂れよ。


今まで何回倒れた事か…。


瞬も嵐も朱璃の奴らも皆、心配してんだよ。


お願いだから、俺らを頼れよ。


お前は一人じゃないんだ。


お前は龍のためにも、幸せにならなきゃ
いけないんだよ。


あいつらなら、救えるのか?


蝶龍…。


〜涼side END~