意識が戻って数日経ったころ。


蝶龍の人たちが瞬にぃと一緒にやってきた。


瞬「優菜。少しずつでいいから
  こいつらを信用してみてくれ。」


 『何で?嫌だよ。』


瞬「優菜のためだよ。優菜リハビリだと
  思って。あいつらみたいな悪いやつじゃ
  ないから。」


 『………………』


瞬「優菜ぁ。」


 『………そうやって瞬にぃも
  私の事捨てるんだ。さよなら。』


点滴を引き抜き、出て行く。


とりあえず、慎司のところへ行こ。


 『慎司。ちょっと匿わせて。』


慎「別にいいけど。どうかした?」