私の人生でたった一度の恋でした。


平日だから、人は混んでいなかった。


ガラガラ


「こんにちわ!」


「こんにちわ。」



「あれから、体調はどう?」


「たまあに頭痛があります。」



「そっか。えっとね、君の検査結果なんだけど。」


「はい。」


「落ち着いてきいてね。」


「はい。」



「星輝さんの頭の中に、大きな腫瘍がみつかりました。レベルが五段階あるんだけど、その中のレベル4です。」



「え?腫瘍って…」


「ガンです。」



「ガン?え、だって私元気だし。普通に学校でも家でも過ごして来たのに。」


意味わかんない。

ただの頭痛だったのに。



「後、これも言わないといけないんだ。」



「まだあるんですか?」



「うん。手術が成功したとしてもどこかしらの麻痺がおきるかもしれない。」


「麻痺ですか?でも、死にませんよね?私、まだ生きたいんです。伝えないといけないこともあるの。だから、先生…。」



「努力はする。がんばって一緒に治そう。」



「ゔぅ、ヒック、は…い。」