私の人生でたった一度の恋でした。



あの後、三人で先生に外出許可を取りに向かった。


コンコン


「はい。」


「先生、星輝です。」


「星輝ちゃん?入っていいよ!」



ガラガラ


「先生〜!!」


「今日は、調子がいいみたいだね!」


「うん!それでね、話があって!」


「だから、叶星くんと歌優ちゃんがいるんだね?」


「「こんにちわ。」」


「こんにちわ。で、どんな話かな?」


「外出許可をもらいたくて。半年間ぐらい外に出てないから…。」


「外出許可かぁー。でもなぁ、今は抗がん剤治療の後だからいろいろ脆くなってるからな〜。」


そう言って、先生はなかなか首を縦にふらなかった。


「先生俺たちからもお願いします!」


「お願いします!」


二人は、頭を下げてくれた。


「うーん。じゃあ、特別サービスで二週間外出許可をあげよう。」


「え?!」


「ただし!条件がある。
まず、3日に一回は病院に来ること!
無理をしないこと。
長時間の外出は避けること!
これを、守ってくれるならいいよ。」



「わかりました!!」



「じゃあ、明後日からね!」


「ありがとうございます!」