月光~誠ノ心~

「あぁ、そうだな。幹部隊士を集め大広間に来てくれ。そこで話をする。」


歳君はそう告げ、幹部?達は動いた。

そして私達も、大広間へと移動をした。

が、座って居たのはさっきの人達だけだった。

大広間に移動した意味…。


「此れだけか?」

「そうですけど、何か不満でも?」

「いや、大広間に移動した意味が無いと思ってな。」


流石、親子。

同じ事を思ってたんだ。


「まぁ、それは置いとくとして。じゃ~、歳。始めるとしよう。」

「そうだな。こいつは俺の娘の李彩だ。」

「…………。って、其れだけですか。」


『其れだけ』って、薄茶頭何か問題でも有るのか?


「総司、何か問題でも有るのか?」