藤堂の真剣な眼差しに
ゴクリと息をのむ。

「わかった。」
としか言葉がでてこなかった

それから俺と広大は
藤堂を屋上に1人残し
近くのカラオケに行き
屋上での出来事を整理した。

「だからさー、よしが
源の義経って言いたいわけ?
しずかちゃんわさー」

「そうみたいなんだよ。
訳わかんねー、子供いたとか…」

「えっ!?いつのまに…」

「死ね。」

「でも絶対嘘だよー!
気引こうとして嘘ついたんじゃね?」

「ん〜どうだろうな。
嘘にしてわ凄い演技力」

「だよねー、泣いてたもんねー」

「とりあえず歌おうぜ!
考えてもきりがねー!はい、よし」

と、マイクを渡される
「お、おう。」
それから3時間。広大と
2人で同じ歌を永遠に歌わせられた