「顔赤いけど、大丈夫?」
「へ!?
だ、だ、大丈夫です!」
な、何考えてるのあたし……
落ち着かなきゃ……
「そういや、風呂入らなきゃだな。
先どーぞ」
「は、はい。
じゃあ使わせていただきます……」
「着替えとか、俺のでいい?」
「ふへ!?///」
そ、それって、徳山君の服をあたしが着るってこと……だよね?
「えと……
いいんですか?」
「え?
裸で過ごす?
俺は別にいいけど……」
「は、はだ!?////
も、もういいです!」
「お、おい……」
「ジャージ着るんでいいです!」
……あれ?
今日学校初日だよね?
「な、ない?」
そう呟いた声は、徳山君にしっかり聞こえていた。

