横に来いって言われたけど……




さすがに調子乗り過ぎだと思うし……




それに送ってもらえるだけ感謝しなくっちゃっ!




そんなことを一人で考えながら、徳山君の後ろを歩いて行く。




……後ろから見てもかっこいいなぁー……




髮質もキレイだし、背も高いし……




こんな人に送ってもらえるって、あたしすごくない!?



……あ。


そういえば徳山君って、少々性格に問題あり?




なんだよね?




急に性格変わったし……


二十人格ってやつ……?




そんなこと考えていると、あたしの家が見えてきた。




「徳山君、あそこがあたしの家です!」