やっぱりみんなに一緒に登校とか、見られたくない……
ってことで。
「拓人君、あたし先行くね!」
「あー、もう学校の近くかよ……」
そう言いながら、拓人君はちょっとムッとした顔になった。
「……もうさ、俺ら付き合ってますー。
って言わねぇ?」
「えぇ!?ダメ!」
「なんで?
みんなに公認されれば、学校の登下校一緒じゃん」
いや、それはそうですよ……
そうですけども。
「拓人君の本性とかもバレるよ!?それに……」
そこであたしの言葉が止まる。
「それに、何?」
「た、拓人君のファンが怖いし……」
そう小さい声でそう言った。
「……ま、そこは俺に任せろ」
「え?……ってちょ!?」
拓人君はそう言うと、あたしの手を取って歩き始めた。
「ね、拓人君!?」
そう言っても無言……
ってか祐置いてきたよね!?

