僕は掃除機。
多分、君の家にもある、普通の掃除機。
どうして、僕は掃除機に生まれたの?
もう、ゴミは食べたくないよ。
テレビ君のように、
たくさんの人を楽しませることができる…、
そんな家電に生まれたかったなあ…。
でもまあ、こうして掃除機に生まれたのも、何かの縁。
ってことで、もうすこし掃除機やっとくよ。
君も、自分の家の掃除機と、仲良くやれよ?
これからも…、ずっと…。
僕たち掃除機が、壊れて使えなくなるまで…。