初恋の始まりは病院で。

「カナちゃん!」








ひょこっと覗き込んだ僕。












「あ、たっくん!!!」










僕の顔を見た瞬間、











嬉しそうな顔になったカナちゃん。













「元気になって良かったね!」












僕の手を握り、ブンブンと振りまわした
















…痛いよ。カナちゃん…。

















「あ、そうだ!」














忙しいなぁ。カナちゃんは














今度は探し物をしているみたい





















あったー!と言い

















僕に紙袋を渡した。


















何だろう…これ。

















「今開けちゃダメだよっ!?帰ってから開けてね!!!ぜぇったいだよ?」













「分かった!帰ってから開けるね。どうもありがとう!!!」














えへへ、と笑うカナちゃん。














そんなカナちゃんを見て、僕も笑った。