初恋の始まりは病院で。

「気持ちいい」








僕らはベンチに座った。








「ねぇ、たっくん。」








「ん?」










「お星さま、キレイだね。」








「そうだね!」









カナちゃんが笑うから僕も笑う。








空を見上げると








そこには一面光っている星がいた。










「「あっ!!!」」







流れ星を発見した。









ぼくは、そっと手を合わせた。









『カナちゃんと僕の病気が早く良くなりますように。』








この時はただ単純に







願っていた。










神様は意地悪だ。










僕が願った願いさえも









叶えてくれなかったのだから。