初恋の始まりは病院で。

「丸中せんせぇ…」





仕事をしている丸中せんせいの








ところに行き、







「隠れさせてね!」






そう言って、僕が隠れられそうな場所を









探した。









「おいおい、どうしたんだよ~」






丸中せんせいは、







僕の腕を掴みそう聞いた。








「カナちゃんとかくれんぼしてるの!」










「2人でか。かくれんぼするのはいいけど、あんまり離れたところに隠れたり、体に異常を感じたら、すぐに知らせるんだぞ?」






真剣な顔の丸中せんせい。






「はいっ!」





遠くから








「たっく~ん!!!どこですかぁ~?」






カナちゃんの声が聞こえた。





わわ!ヤバい!







「せんせ!隠れさせてよっ!!!」





僕の頼みを、







「はいよ。ホラ、あっちに隠れておいで」






笑いながら、言ってくれた。







僕は急いでその場所に隠れた。