初恋の始まりは病院で。

午後15時








コンコンッッ








ドアの叩く音がした。







「はぁい。どーぞ!」











数秒後入ってきたのは、






カナちゃんだった。







「たっく~ん!!!!!!」









ボフッ。









「うわっ!」








カナちゃんは入ってくるやいなや







僕に抱きついてきた。











「どっ…どうしたの?!」








いきなり抱きつかれたから









僕の顔は真っ赤になった。









「たっくんに、会いたいなって思って来たの~!!!」







……アハハッッ








嬉しいや。










「ねぇ、たっくん!」







「ん?」







「かくれんぼしよっ!」







キラキラの笑顔で言われました。










僕、完全カナちゃんの虜です。