初恋の始まりは病院で。

んー、何がいいか。


俺は


丸中先生と一緒に


ショッピングモールへ来ていた。


もちろん、カナの誕生日プレゼントを


買いに来ていた。


「なぁ、先生。何がいいと思う?」


俺が、聞いても


先生は頭を掻いて


「んん…俺、そういうの上げた事ねぇからなぁ」


そういう先生。


「は?!もしかして、コレいねぇの?」


親指を上に突き出し、


丸中先生に見せた。


「…残念だかな」


俺、いるかと思った。


だって、先生カッコイイし。


「中村先生なんかどぉなの?」


…あ、


「さーっ!カナちゃんのプレゼント選ぶかぁ~。アハハハハ~」



…下手くそすぎだろ。


丸中先生、中村先生の事好きだな。


「まっ、先生、頑張って」


俺がそう言うと


「拓也くんには、お見通しか…。みんなには内緒だぞ!」


「分かってるって。丸中先生が中村先生の事好きだなんて絶対言わねぇよ。」


ニヤニヤしながら言うと


「…絶対だからな?拓也くん!!」


…ハイハイ、言わないよ。


「でも、丸中先生カッコイイし、中村先生、落とせそうだけどな。」


「どこで覚えてきたんだい?そんな言葉!そんな事より、早く選ぶよ。拓也くん」


先生の一言で、カナのプレゼント選びを


再開した。