初恋の始まりは病院で。

「何言ってんの…?たっくん」






揺れる瞳。







「別…れよ、カナ」








遂に、言ってしまった。









「嫌だっ!たっくんと生きるって決めたんだもん!!!」









泣きじゃくるカナ。









『俺もう生きられない』








そんな事は言えなかった。










言ったらカナは離れるかもしれない









そういう思いがあった。








「ねぇ!たっくん嘘って言ってよ!」









ごめん、ごめんなカナ。










カナは、ずっと駄々をこねてたけど








「…ありがと、たっくん。」








そう言って出て行ってしまった。