初恋の始まりは病院で。

「たっくん!」








注射したところを押えながら











歩いていると前方からカナが










来るのがわかった。











「たっくん、叫んでたでしょう~?聞こえてたよ~!」











ニシシと笑いながら近づくカナ。











…カナにまでも聞こえていたとは。











恥ずいじゃねぇか、俺。










「痛かったんだ。瑠依先生、何も言わずに注射したんだぜ?」










「そっか!お疲れ様。たっくん」












…痛くなくなった。











カナの笑顔見たら痛くなくなった。