初恋の始まりは病院で。

「拓也くん、こんにちは」











瑠依先生と話をしてから








検査に入る。










「よし、何か異常はなかったか?1月に入ってるけど。」










異常か









「あー、ふらつくことと、頭がボーッとする事がある。あと、自分で飯食べられない」










そう─










最近俺の身体がおかしかった。










「そうか、ありがとう。それじゃ、これから注射しような」










ウゲ~











「待って!先生。カナは大丈夫なの?」












瑠依先生は笑って










「うん、少しカナちゃん、咳込むけど、大丈夫だよ」









その話を聞いて、安心した。










「っ…いってぇぇぇぇぇ~!!!」












瑠依先生は俺の安心した顔を見て











隙をついて、注射した。











「はい、終わり!」










涙目の俺をニッコリ笑って










そう告げた瑠依先生。









「終わり!じゃないよ!痛かったんだ!」










そう言ってもハハハッと笑った先生。











…悪魔だ。瑠依先生










そんな事を思いながら診察室を











後にした。