初恋の始まりは病院で。

「…たっ…く…ん?」










何日ぶりだろうか。











カナが俺に話しかけてきたのは。









「カナッ…。ごめんなっごめんなぁ…」










俺は涙を流し、カナも流していた。













俺は、松村先生達に










カナの意識が戻った事を伝えた。











「カナちゃん!」










みんなも、涙を流していた。










「たっくん!」











…俺が見たかったこの笑顔が見れた。













それでも、立松にキスした事が













罪悪感でいっぱいだった。










「先生、お母さん、少し2人きりにしてくれませんか?」









そう言ったのは俺ではなく










紛れもなくカナだった。