初恋の始まりは病院で。

「おっ、翔太郎じゃん」









翔太郎とトイレであった。










「彼女とはどう?」









ニヤけながら聞くと











「順調。拓也も、カナちゃんだろ?彼女っ!」











バシッと腕を叩かれた。










「おう、まぁな…!」








照れくさいな。なんか










「俺が言うのも何だけど、カナちゃん大切にしろよな」








…そうだった。











翔太郎は小せぇ頃











日奈ちゃんと何度も別れそうになり











俺に助け求めてきたっけ…。












「余裕だ!任せとけ」









俺の強気な発言に翔太郎は笑顔を見せ










何かを思い出したように言った。











「そういえば、拓也…立松あかりに狙われてんぞ。気お付けろ。」










は?










立松が?










「どういう事だよ」











「詳しくは俺も知らない。けど、立松彼女いても惚れた男必ず手に入れるらしいぜ」











惚れた男は必ず手に入れる、か。











…バカみてぇ。









「ん、ありがとな。それじゃぁな」









翔太郎に手を振りトイレを出た。