初恋の始まりは病院で。

夢を見た。










俺が死んでカナが泣いている夢。











最悪だ。











昨日に引き継いで










今日見た夢がこんな夢とか。













中村先生が朝食を持ってきた。










「ねぇ、先生。人って死ぬ時ってどう思うの?」












俺が真顔で聞いたからか








「え、まさか拓也くん…死にたいなんて考えてないでしょう?!」











ハハッ…












死にたいなんて考えてたよ。昨日ね。












「いや、ふと思っただけ」











中村先生は









「どうなんだろうね、私なんか死んだ事ないから分からないけど、やっぱり凄く嫌だと思う。1日でも生きていたいなって思うんじゃないかな?それと、やり直したことなかったかなとか。」












納得した。










人って、か弱い生き物であって









死ぬ時はとてつもなく怖いんだと。











「人って一人じゃ生きてけないんだね。誰かに助けられて生きてるんだね」













「うん、そうね。生きたくても生きられない人もいるのよ。だから、拓也くんは一生懸命生きましょうね。」











ニコリと笑って、











俺に言った先生。