無愛想なヒーロー





「な、んで?」

なんで結子が?


「ちょっと!何触ってんのよ!!離れて!」

結子が先輩と私を無理矢理
離した


「大丈夫?!何もされなかった?!」


「う、うん」

「何してんのよ!って二年生…」

「なにもしてねぇよ」

「美雪がこんなに震えてるのに何もしてない訳ないですよね!」

結子…

「だからなんもしてねぇって」

「嘘言わないでくだ「結子…、先輩は私を助けてくれたんだよ?他の先輩に絡まれてる時とか、今もたまたまベッドから落ちそうになったとこを…だから大丈夫」


「美雪…分かったよごめんね」

「うん…」

「けど大丈夫?男子と二人きりで…またあのときの「結子!」

「あ…うん」

駄目だよ…
先輩に知られたくない

「じゃあ俺帰るから」

そういって先輩が出ていく

「せ、先輩!」

「ん?」

「あ、ありがとうございました」

「おーう」



はぁ

疲れた…
色々ありすぎ