無愛想なヒーロー





やば…
震えるし息もしずらくなってきた…

苦しい
けど先輩に知られたくない


「っ」

その時何か聞こえた

ダッ…

その音は徐々に近づいてくる

ダダダダダダッ…

え、何?!

「美雪ぃぃぃぃ!!」


「ゆ、結子っ?!」


バンッ!!

「はぁはぁ」

息を切らしながら入ってきたのは結子だった