無愛想なヒーロー






「ねぇねぇ」

私が外を見ていると後ろから誰かに声をかけられた





「っ」

「当ったり〜」
「やば超かわいいじゃん」

そこには知らない男の先輩が二人いた

「俺らと遊ぼうよ〜」

ち、近い…
やめてよ…

「あ、あの…授業が…」

「そんなのサボればいいじゃん」
「なっ?行こう」

手を掴まれた

気持ち悪い…
触らないでよ……


叫びたくても声が出ない

誰か…!

結子助けて…






「おい」