二回目のデコピンを受けて おでこを押さえる …すると 私の頭と腰に回っていた 大きな手が 私の両頬を まるで壊れ物を扱うみたいに 優しく包み込んだ。 自然と絡まる視線に 私の頬に 熱が集まるのがわかる…… 「…………弥生」 「……なに…?」 唐突に 私の名前を呼んだ彼の瞳が …今まで見たこともないくらい 愛しそうに私を見つめて…… 恥ずかしくて目を逸らす ……………けど、… 「…俺見ろ、ばか」