俺、共犯者と秘密共有中。

「……明日は、いらない。」

「……え?」


 美咲ちゃんは、眉を顰めて、怪訝な顔をする。


 俺は続けた。


「……あと30分、あるから。聖也の所、行きなよ。……上手くいってないならないで、その原因突き止めて、なんとかすることだって、……。」


 更に言葉を紡ごうとした俺の言葉は、それ以上出てこなかった。


 美咲ちゃんが、……俺の口を、自らのそれで、塞いだせいだった。


「行かない。約束、したから、……わたしこの1週間は、……純平くんのだから。」


 美咲ちゃんの目から、涙が零れた。


 それが、聖也のためのものだったのか、俺のためのものだったのか、……それはわからないままだったけれど、


 俺はただ愕然とするだけで、何もできずに固まっていた。




 そして、俺たちは、


 とうとう最終日を迎えた。